必読!長期インターンシップのメリットや探し方を徹底解説
もくじ
長期インターンシップのメリットとデメリット
長期インターンシップでの経験は、学生にとってメリットがたくさんあります。 しかしその一方で、デメリットがあるのも事実です。 そこで今回は、インターンシップに興味がある学生に向けて、長期インターンシップのメリットとデメリット、インターン先の探し方などを解説していきます。
当記事を読み、インターンシップへの理解を深めることで、より実りある経験にすることができますよ!ぜひ参考にしてくださいね。
長期インターンシップってどのくらいの期間のこと?
1か月以上なら長期になる
インターンシップには長期型と短期型があります。長期インターンシップの期間は、1ヶ月以上です。それに対して、短期型のインターンシップの期間は1~2日 となっています。 長期インターンシップより、 短期インターンシップの方が企業にとって取り組みやすいので、短期型のインターンシップを実施している企業の方が多いです。
いつから企業は受け付けている?
インターンシップを受け付けている時期は企業によって異なりますが、7~8月は学生にとって夏休みにあたるので、この時期にインターンシップを実施する企業は多いです。
基本的には、大学3年生向けとなります。夏休みの時期以外にもインターンシップは実施されていますので、働いてみたいと思う企業があれば、確認してみてください。
長期インターンシップ5つのメリット
それでは長期インターンシップの5つのメリットについて解説いたします。
就活に役立つ
長期インターンシップを経験することで、今後の就職活動に役立つことがあります。例えば希望企業で長期インターンシップに参加し、あなたの能力や人柄などが評価されると、 運が良ければそのまま採用してもらえる可能性もあります。
また、 長期インターンシップに参加している大学生はまだ多くはいませんので、 自己PRにインターンシップでの経験を盛り込むことで、他の学生より高い評価を得られるケースもあります。
ビジネススキルを身につけられる
長期インターンシップでは企業にて実際に働き、ビジネスメールの送り方、電話の応対、来客対応の仕方など様々な実務を経験することができます。 そのため、学生のうちに基礎的なビジネススキルを身につけることが可能です。
インターンシップに参加したことがない学生と比較すると、インターンシップを経験した学生の方が、社会人としてのマナーや言葉遣いを身につけている傾向があります。
インターンシップにて身につけたビジネススキルは、就職活動の面接に役立ちますし、社会人になってからすぐに活かせるスキルとなるのが大きな魅力です。
希望する企業とのミスマッチを防ぐ
自分が将来働きたい企業にてインターンシップを経験することで、希望する企業と自分との相性を判断することができ、ミスマッチを防ぐことができます。
希望する企業が自分のイメージ通りであるとは限りませんし、企業の雰囲気が自分と合わない可能性も。インターンシップに参加し実際に働くことで自分には合わないと感じた場合、志望企業を変更することが可能です。
インターンシップを通して学生と企業とのミスマッチを最小限にすることは、どちらにとっても大きなメリットがあるといえます。
希望職種の勤務体験ができる
長期インターンシップは、自分の希望する職種に関する仕事に携われるチャンスです。実際に勤務することで、希望職種に関するノウハウを学生のうちから身につけることができます。
また、仕事の向き不向きや希望職種が本当に自分のやりたいと思える職種かは、実際にやってみないとわかりません。本やインターネットに書かれている内容と実際の業務はでは、異なることがほとんど。 長期インターンシップに参加することで、職種のミスマッチを防ぐことにもつながります。
給与をもらうことができる
長期インターンシップでは給与が発生するため、社会人としてのビジネススキルを養いながらお金を稼ぐことが可能です。学生であるため、全くの未経験であっても許される環境の中で、学びながら報酬を得ることができます。
アルバイトでもお金を稼ぐことはできますが、自分が将来働きたいと思う職場や職種があるのなら、インターンシップでお金を稼ぐ方が良いでしょう。
将来やりたいことと全く関係がないアルバイトでの経験より、希望する企業でのインターンシップで得た経験の方が、将来役立つ可能性が高いのは明らかです。
インターン先で意識したいこと
インターン先で意識してもらいたいことを3つ解説いたします。
職場や仕事になれる
職場や仕事に慣れることを意識しましょう。そのために、まずは仕事に必要な知識とスキルを身につけるようにしてください。
例えばインターン先で教わったことをメモすること、仕事の終わりにその日の業務を振り返ること、仕事に必要な知識を勉強してインプットすることなどが大切です。
焦らない
業務に必要なスキルや知識を身につけ、仕事に早く慣れることは重要ですが、同時に焦らないこともポイントです。
仕事に慣れるまでは上手くいかないことも多いはず。しかし最初の1、2ヶ月で「自分にこの仕事は向いていない 。」なんて思う必要はありません。
今すぐに仕事ができるようになることを目指すのではなく、3ヶ月後や半年後に今より成長することを目指して業務に取り組んで下さい。
ミスしないように努める
仕事に慣れ、一通り業務をこなせるようになったら、次はミスしないように気をつけましょう。
仕事ができるようになってくると仕事量も増え、一つの仕事に時間をかけられなくなります。よって、仕事の抜けやミスが目立つようになるのです。
期日を守る・メモを取る・整理整頓をするなど、当たり前のことをきちんとこなすよう意識することが重要となります。
長期インターンシップ3つのデメリット
それでは長期インターンシップのデメリットを解説していきます。
責任感を持って働く必要がある
長期インターンシップでは、責任感を持ってしっかり働かなければなりません。場合によっては、インターン先の社員と同等の仕事を任される可能性もあります。
自分で考えて行動しなければいけませんので、指示されたことだけこせば良いような、アルバイト感覚でお金を稼ぎたい人には不向きな働き方でしょう。楽に働くことはできませんが、その分やりがいや達成感を感じることができます。
学業との両立が困難
長期インターンシップに参加すると、学業との両立が難しくなってしまうことがあります。インターンシップに時間を割いてしまい,学業に専念できなくなることも。
インターンシップと学業を同時進行するために、大学の卒業単位をできるだけ早いうちにとっておきましょう。必要な単位を早々と取得しておけば、その分インターンシップに集中することができます。
大学1年生や2年生のうちからインターンシップについて意識し、余裕持って挑めるように準備しておきましょう。
日中に働く必要がある
長期インターンシップに参加する場合は、会社の就業時間中に働く必要があります。 したがって、平日の9時から18時の間で勤務することになる可能性が高いです。
一方、アルバイトは大学の授業がない夕方や夜に仕事を入れ、学業との調整がしやすいのが特徴。どうしても平日の日中は大学の講義に出席する必要がある場合は、夕方以降や土日でも勤務できる求人を探すと良いでしょう。
また、自宅や大学から近いなど、通勤しやすいエリアでインターンシップの求人を探してみてください。
インターン先の探し方
インターン先の探し方を解説していきます。まず、働きたい企業が決まっている場合は、企業の公式ホームページをチェックして下さい。
もし希望する企業がまだない場合は、求人サイトでインターン先を探すのがおすすめです。効率的にインターン先の情報収集をすることができます。
長期インターン は、大学や専門学校の就職課での情報を入手することが可能です。 大学によっては、長期インターンシップに関する情報が少ないかもしれません。
したがって、学校の就職課で自分が行きたいと思えるインターン先が見つからなければ、求人サイトでインターン情報を検索してください。
インターンシップ先の探し方:1.興味のある分野
興味のある業界がある場合、その分野のインターンシップ先を探しましょう。興味がある分野から長期インターンシップを探す際は、まず求人サイトで検索してください。もし希望する職種がある場合は、職種を絞って求人を探すと良いです。
同じ分野の複数の企業のインターンシップに参加することもおすすめです。それぞれの企業の特徴を理解することができ、より自分に合った企業を探し出すことができます。
インターンシップ先の探し方:2.通いやすい・通いたい立地
通いやすさや、通いたい立地など、インターン先の場所を重視して選ぶのもポイントです。自宅から近い、学校から近いなど通いやすい立地なら、通勤に時間がかからないので、その分学業に時間を充てることができます。求人サイトでインターン先を探す際、エリアを絞って検索しましょう。
インターンシップ先の探し方:3.身につけたいスキル
身につけたいスキルでインターンシップ先を選ぶのもおすすめです。長期インターンシップでは営業力、デザインスキル、パソコンスキル、マーケティングスキルなど、様々なスキルを習得することができます。
将来進みたい分野の実践的なスキルを学生のうちから身につけることは自信になりますし、就活でも役に立つでしょう。
長期インターンシップのメリットまとめ
今回は長期インターンシップのメリットを中心に、インターンシップについて詳しくお伝えしました。
長期インターンシップに参加することで得た経験やスキルは、就職活動や社会人になってから活かせるのが魅力です。また、働きたい企業で実際に働き、やってみたい職種を体験することで、企業や職種のミスマッチを防止することにもつながります。
しかし、本業である学業との両立が難しい場合があるなどデメリットもあります。デメリットをしっかり把握した上で、インターンシップに向けての準備や調整を行いましょう。
長期インターンシップを経験すると必ずスキルを習得し、成長するとは限りません。企業はサポートや成長の場を与えてくれますが、そこで成長できるかはあなたの頑張り次第です。
自分の成長は自分の頑張り次第であることを忘れずに、インターンシップへ参加の機会を最大限に活かしてくださいね。